2017年11月
医療安全管理と医薬品安全使用のための研修
2017年11月5日
【開会挨拶】
鈴木社長
【安全管理担当からの連絡事項】
安全管理部 堀内
①調剤過誤報告書の分析と対策(2017.5~2017.9)
調剤過誤報告書の分析と対策では、調剤過誤のみならず個人情報を漏洩させないようにお薬手帳やシールなどの渡し間違いを防止することを徹底するように確認しました。またニューキノロン・テトラサイクリン系抗生剤と金属イオンの同時摂取の説明などを忘れてしまった場合に備え、そういった最低限患者さんにお伝えしなければならない情報は薬袋・薬情に必ず記載されているかチェックするようにしました。
②薬局ヒヤリハット事例・分析事業への参加のお願い
日本医療機能評価機構の薬局ヒヤリハット事例収集・分析事業への参加を決定しました。
【情報交換・ディスカッション】
①かかりつけ薬剤師への取組状況と今後の課題
芹澤
かかりつけ薬剤師に関しましては、患者様から同意書へのサインを断られた際、どのような理由で患者様がお断りになられたのかを事前にアンケートを取り、集計をディスカッションして患者様にかかりつけ薬剤師をよりご理解して頂くにはどうすれば良いのかを考察しました。また具体的な取り組みとして待合室にかかりつけ薬剤師の呼びかけの掲示物を貼ってみることにしました。すでに掲示している店舗はその情報を各店に送り、それぞれの店舗に合った内容に変えながら患者様に分かりやすい掲示物にするように取り組むことにしました。
②在宅への取組と課題
初澤
在宅に関しましては、店舗スタッフの地道な努力によりこの半年間で3店舗が新たに算定を達成しました。どのような方法で在宅の患者様を受け持つことが出来たのかを発表しました。必要性が感じられる患者様に地道にお声がけを行い、一旦は断られても後に必要となられた時に声をかけてくださったケースもありました。やはり常日頃からアンテナを張り、患者様としっかりと密着してコミュニケーションを取っていくことがとても大切なことなのだと実感しております。
③各店の取組報告
東浦和店 スマイル薬局 学芸大学店
④薬歴を考える
東浦和店 木村
薬歴に関しては記載する事項の再確認という基礎的な部分から、加算を算定したときに、それぞれどういう事を患者様からヒアリングし、それを記録として残さなければならないか、乳幼児服薬管理指導加算、特定薬剤管理指導加算等について周知徹底を行いました。また店舗によって薬歴記載ルールの違いが見られるので、副作用・禁忌・合併症禁忌・妊娠授乳等の見逃しにより健康被害が発生するような最重要事項は赤色で色を付けることを全店舗共通ルールとしました。
【総務連絡事項】
医療費の口座引き落としについて
総務部 田中
【閉会挨拶】
早水CO
薬といういわば物を扱うことから、かかりつけ薬剤師、在宅などを通じてこれからは人と心をこめて関わっていくのが薬剤師に課せられている使命であると思います。
【親睦会】
会議の後は懇親会を行いました。和気あいあいと皆で親睦を深める良い機会となりました。