

2024年11月
医療安全管理と医薬品安全使用のための研修
2024年11月23日


◆はじめの言葉 人事・今後の方針
鈴木社長
◆医療DX関連研修 (全体)
医療DXに伴う薬局の変化
経営推進部 川添
電子処方箋の対応
鷹番店 田中
◆薬剤師、医療事務に分かれて研修
【薬剤師】(各担当からの発表)
医療DXと調剤過誤防止
安全管理・薬剤師育成室 堀内
薬歴記載の注意事項
情報管理室 木村
調剤報酬改定変更点(在宅)
在宅連携室 富田
・ディスカッション:地域支援体制加算のその後の課題
【医療事務】
医療事務これからの課題
医療事務統括室 山田
―――― 12:00~13:00 昼休憩 ――――
◆グループディスカッション(薬剤師と医療事務合同)
選定療養とジェネリック医薬品における課題
マイナンバーカード持参率向上のために
医療事務と薬剤師のタスクシフトにおける課題
◆全体連絡
麻薬事故報告 堀内
社内コミュニケーションサービス 森田
年末調整・ 福利厚生
総務 田中
◆閉会の言葉
古河店 初沢
鈴木社長からは、この半年で入社した新入社員の紹介や今後の会社の方針の話がありました。ここ数年で新店舗を開局してきましたが、今後もこの流れを継続し、新規出店を進めていくとのことです。また、社員としての働き方について、【熟慮】【自主性】【挑戦】を念頭に日々の業務に励んでくださいとの教示がありました。そして薬剤師と医療事務がお互い感謝と尊敬を心がけて業務を行う“協働”について話がありました。この“協働”は本日の研修、グループディスカッションの主題でもあります。
続いて各担当者から発表がありました。
現在医療DXが急速に進んでおります。マイナンバーカードから服用薬剤や特定健診の結果を患者さんの同意があれば見ることができます。また、電子カルテ情報共有サービスが進めば患者さんの6情報が共有されます。併用禁忌や現疾患などを見落とすことは許されません。情報共有、開示によって得られたことを患者さんへのより良い医療サービスに確実に繋げられるように薬剤師、医療事務スタッフは変化に柔軟に対応することが求められています。
グループディスカッションのテーマは"薬剤師と医療事務の協働"です。
普段はなかなか顔を合わせる機会のない他店舗のスタッフと薬剤師・医療事務合同のグループを作り、テーマ別に業務を行う上で問題となっている事柄、工夫している事柄等を話し合い、各グループの代表者がそれぞれの議論でまとめた意見を発表しました(この内容は各グループ書記役によってそれぞれまとめられ会議に参加できなかった各店舗のスタッフへも共有されました)。
テーマは“選定療養とジェネリック医薬品”“マイナンバーカード持参率向上”“医療事務とのタスクシフト”です。
選定療養は10月に始まったばかり、ジェネリック医薬品推進・医療費削減のために必要な制度ですが業務中の忙しい中、患者さんに誤解を与えずご理解いただくことが大切です。その説明のオペレーションも各店舗の工夫が見られました。マイナンバーカード持参率向上も同様です。
医療事務と薬剤師のタスクシフトでは、薬剤師が対人業務に集中できるようにどのような業務を医療事務が担当することによって時間的余裕を作り出すことができるか、各店舗置かれた状況が違うので自店舗にはない他店舗の問題点を理解し、解決方法を提案したり・一緒に模索したりしました。
とても実りのあるグループディスカッションとなりました。

